ロシア、黒海でウクライナ特殊部隊の船が破壊されたと主張

ロシア国防省は、ウクライナ特殊部隊員最大５０人を乗せたボート４隻が航空機攻撃を受けたと発表した。

ロシアは、黒海で活動していたウクライナ特殊部隊の隊員最大50人を乗せた軍用船4隻を破壊したと発表した。

ロシア国防省は水曜朝、モスクワ時間深夜0時（グリニッジ標準時21時）ごろ、航空機が「高速軍用ボート4隻を破壊した」と、メッセージアプリのテレグラムに書いた。

同省は、ボートには「総勢最大50人からなるウクライナ特殊作戦部隊の上陸グループ」が乗っていたと述べたが、事件が起きた黒海の場所については詳細は明らかにしなかった。

水曜日早朝、ロシアが併合したクリミアのセヴァストポリ湾付近で「海上ドローン攻撃」もロシア防衛隊が撃退したと、地元モスクワが設置したミハイル・ラズヴォジャエフ知事の発言として国営タス通信が伝えた。

「対潜…部隊は任務を完了した」とラズボジャエフ氏は述べたが、詳細には触れなかった。

セバストポリはロシアの黒海艦隊の基地です。 ロシアの報告は独自に検証できなかった。

ウクライナとロシア両国は、国連仲介による穀物輸送船の安全な航行を確保する協定が先月破綻したことを受け、黒海での軍事活動を強化している。

キエフはここ数週間、領海内でロシア船舶を攻撃し、軍用高速ボートを使って2014年にモスクワに併合されたクリミア半島を襲撃した。 ウクライナは先週、同国軍がウクライナ独立記念日を記念した「特別作戦」中にクリミアで国旗を掲げたと発表した。

ロシア政府は先週、自国の戦闘機1機が黒海のロシアのガス生産施設付近でウクライナの「偵察船」とスネーク島東のウクライナ兵士を乗せた米国製の高速ボートを破壊したと主張したが、さらなる詳細は明らかにしなかった。